8/11(月)。今日から5日間夏休み、ということで鳥取旅行に行ってきます。
羽田空港→米子空港
朝7時に羽田空港着。米子行きの9:10分発なのですが、飛行機での旅行の際には何が起きるかわからないので2時間前には空港に着いていないと落ち着かないのです。今日はお盆休みの真っただ中ということで空港内の朝営業しているレストランはどこのお店も混雑していたので、軽く空弁で腹ごしらえ。

もっと軽いものでいいのに、旅行となると頭のネジが3~4本抜けてしまうので調子に乗ってこういうものを朝から食べてしまうのですよね・・・。今ではちょっと後悔しています。なぜならこの後海鮮しか食べないので。
軽くはない朝食を摂った後、8時に出発ゲートへ。もっと混雑しているかな、と思っていましたが予想外に人は少なくすんなり荷物検査も突破。時間的にも余裕があったので先週観た映画の感想をノートにまとめながら出発を待っていたところ、
「羽田発米子行きは到着便の遅れの為25分遅延します」
とのアナウンスが。まぁすべてがうまくいかないのが旅行の醍醐味です。先週から台風が九州地方で猛威を振るっており、その影響で現地の天気も悪いようですし。ですがおかげ様で感想の原稿もだいぶ捗りましたしそれほど問題はありません。最終的には9:45から搭乗開始でしたが、羽田から米子空港まではわずか1時間。約740キロメートルを私の日々の通勤時間と同じ時間で移動してしまうのだから文明の利器の力は大したものです。
米子(鬼太郎)空港着
11時に大過なく米子空港に到着。空港の荷捌き場から目玉のおやじのお出迎え。鳥取県境港市がゲゲゲの鬼太郎等で有名な漫画家の水木しげるの出身地ということもあり、今日はこの後ずっと至る所で水木しげる押しが続きます。



7時に空弁を食べていたのですが、旅に来ると普段のストレスから解放されたこともありテンションが上がってしまい、とにかく現地でなるべくたくさん食べるモードになってしまいます。境港まで我慢ができず2階にあるレストランで鳥取旅行最初のごはんを食べます。

朝海鮮丼食べてまた昼も海鮮丼食べるんかい、と思いましたが旅行に来たら現地の地の物を食すのが礼儀というものです。鳥取といえばカニが名物ということでカニがたっぷり乗った海鮮丼をいただきました。この海鮮丼はこれまで私が食べてきた中で一番カニのボリュームが多かった海鮮丼でした。イカの醤油漬けもあとなんか炙った魚(正直魚の種類に疎いのです)もよかったですが、付け合わせのカニのお味噌汁もカニのだしが出ていてコクがあっておいしかったです。
腹ごしらえもできたということで境港へ移動するべくJR境線の米子空港駅へ移動。これは米子空港の外観ですが、ここでも鬼太郎アピールがすごい・・・。

米子空港駅でJR境港線に乗って境港へ移動。JR境線は1993年に水木しげるロードが完成した1993年からゲゲゲの鬼太郎もイラストが車体に描かれたラッピング車両で有名です。ラッピング車両にはいくつか種類があるのですが私が乗車したときにはこなき爺列車と砂かけ婆列車の二両編成でした。なお、この電車の前に停車していたのは猫娘列車と鬼太郎列車の二両編成でした。明日以降乗れるといいなと思います。


JR境線にはちょっとした遊び心があり、境港駅は「鬼太郎駅」、米子空港駅は「べとべとさん駅」といったように境港駅から米子駅の間の各。駅通常の駅名とは別に各駅に妖怪名がついています。各駅の駅名にはそれぞれの妖怪が描かれているのでコレクションするのも面白いと思います。
境港
ことことと電車に揺られて20分ほどで境港駅へ到着。外はちょっと雨降っていますが妖怪たちが元気にお出迎えしてくれます。

スーツケースをコインロッカーに押し込んで早速水木しげるロードの探索へ。水木しげるロードといえば道の至る所にある水木しげるが描いた妖怪・悪魔のブロンズ像が有名です。私は実はゲゲゲの鬼太郎よりも悪魔くんが好きなので、最初にお出迎えしてくれたのが家獣と象人に興奮。続いて悪魔くん(山田真吾)とメフィスト、悪魔くん(埋もれ木真吾)とメフィスト二世でテンション爆上がりです。ソロモンの笛のメロディを口ずさみたくなります。夢よ届け、君の心に!!




ちょっと上がりすぎたテンションをクールダウンさせるために三平茶屋で塩ソフトクリームをいただきます。一見ブルーハワイのような色をしていますが、口に含むとソフトクリームのミルクの甘さとうっすら残る塩味が非常にマッチしてあっという間に平らげてしまいました。スイカ食べるときに塩を振るのと同じ原理ですね。

もちろん水木しげる記念館にも行ってきました。改めて思いましたが、水木しげるは本当に絵がうまい。水木しげる記念館では私たちに馴染が深いあの絵柄以前に水木しげるが書いた絵があるのですが、風景画にせよ人物画にせよ基本となる土台がしっかりしているからこそ妖怪や悪魔といったこの世ならざる世界の住人を書いても身近に感じてしまう説得力があると思います。水木しげる作品の中では妖怪や悪魔よりむしろ人間のほうがより邪悪で闇が深く描かれる一方で、人間が本来持っている仲間を大切にするやさしさや思いやりも描かれているところに彼の生み出す物語の魅力があると思います。

あとは駅前に設置されているゲゲゲの鬼太郎のパネル展示の中にあるバックベアード様。思わず「この〇リ〇ンどもめ!」と頭の中で吹き出しが出てしまいます。

一通り水木しげるロードを楽しんだところで夕食に。今日は回転ずしをいただきます。どの寿司ネタも新鮮でおいしかったのですが、特に寿司につける甘目でドロッとした味付けの刺身醤油が魚と赤シャリにマッチしていて最高でした。もう関東のしょっぱい醤油で寿司を食べられれなくなりそうです。あとここでもカニを食べました。結局朝・昼・晩とカニ尽くしでした。たまにはこういう日があってもよいでしょう。


最後に
これで鳥取旅行初日は終了です。明日は米子に行きます。米子ではどんな旅が待っているのでしょうか?今日はもう遅いのでお休みなさい。また明日。
以上
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